NECは、ICTを活用して社会インフラを高度化する「社会ソリューション事業」の基盤を担うデータセンター(DC)強化のため、西日本のフラグシップDCとして、クラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」とハウジングサービスのハイブリッド利用が可能な「NEC神戸データセンター」を、兵庫県神戸市内に2016年4月に新設すると発表した。

「NEC神戸データセンター」

このDCは、2014年1月に開設した「NEC神奈川データセンター」と並ぶもので、マシンルームは4,000平方メートル、ラック数は1,500の規模となる。

顔検出・顔照合エンジン「NeoFace」を使った顔認証システムや赤外線カメラ、システムログインID管理システムのほか、証跡管理システムなどを採用。不正作業を防止することで、高度なセキュリティを実現する。さらに、DC入館時やマシンルーム入室時に、歩きながらスムーズな本人確認・共連れ防止が可能な「ウォークスルー顔認証」や、事前にWeb上で入館申請を行い、DC入口の専用端末を利用することで受付が可能な入館管理システムも採用する。

また、設置面積・消費電力を従来比で1/4に削減したNECの省電力・高集積サーバ「Micro Modular Server」や、冷媒の気化・液化の際の熱循環により効率的に冷却可能なNECの「相変化冷却ユニット」などの採用により効率を追求し、PUE 1.18を実現する。

立地場所は大阪駅から約1時間のアクセス、さらに活断層から7km以上・海岸から9km以上離れ、自治体が定める洪水・土砂災害・液状化のハザードマップ被害想定区域外に立地。建屋には免震構造を採用すると共に、満床時最大72時間の無給油連続運転が可能な自家発電装置の設置や電源設備の冗長化を実施している。