体調不良で来日記者会見をキャンセルした俳優のジョニー・デップが27日、東京・丸ビルのマルキューブで行われた主演映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』(2月6日公開)のジャパンプレミア レッドカーペットセレモニーに、婚約者のアンバー・ハードと共に1時間遅れで登場。約1,500人のファンに囲まれる中、サインや記念撮影に笑顔で応じた。

『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』ジャパン・プレミアに登場したジョニー・デップ(左)と婚約者のアンバー・ハード(右)

昨日、婚約者のアンバー・ハードを伴って羽田空港に到着し、2013年7月の『ローン・レンジャー』以来、1年6カ月ぶり11度目の来日を果たしたジョニー・デップ。本日昼に予定されていた来日記者会見は体調不良でキャンセルしたが、ジャパンプレミアには姿を現した。

エスカレーターに乗ってジョニー・デップとアンダー・ハードが登場すると、招待された250人を含むファン約1,500人のテンションは急上昇。本作のキャラクターにちなんだ"ちょびヒゲ"を振って歓声を上げると、デップは笑顔で手を振りながらエスカレーターを下り、特設ステージに登壇した。

デップは「また日本に戻って来れてうれしい」とあいさつし、本作について「こんなに撮影中に笑ったことがないっていうほど笑いました。とってもおかしい映画です」とアピール。自身のキャラクターについても「自分でおかしいと気付いてないところがおかしい。ハリウッドには数人、私の知り合いでチャーリー・モルデカイのような人がいます」と笑いながら語った。

その後、ステージを降りて、ちょびヒゲ姿のファンと共に記念撮影し、テレビ取材に対応。そして、「ジョニー!」「アンダー!」など熱い声援が飛び交う中、レッドカーペットをゆっくりと歩きながら、握手やサイン、記念撮影などに応じ、ファンを喜ばせた。最後もエスカレーターに乗って立ち去り、姿が見えなくなるまでファンに手を振り続けた。


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