Guides, HowTos and Tips for Technology Geeks - The Geek Stuff

The Geek Stuffは「10 Tips for C and C++ Performance Improvement Code Optimization」において、C/C++のコードを高速化するための10のティップスを紹介した。プログラミング言語の学習当初はとりあえず動くものを作ることが最優先だが、次のステップとしてセキュリティやメモリ消費、パフォーマンスなどを加味してコーディングする必要があると指摘されている。ここではパフォーマンスに焦点を絞って説明が行われている。

同サイトで取り上げられているテクニックは次のとおり。

  • 適切なアルゴリズムを使用する
  • メモリ消費という観点からコードの最適化を実施する
  • coutやcinの替わりにprintf系やscanf系の関数を使用する
  • アセンブラに変換された場合にどのような処理になるかを加味したうえで高速に動作するオペレータを使用する
  • ifではなくswitchによる条件分岐を活用する
  • 関数は呼び出し回数を削減できるように設計する
  • ループ条件は高速に演算可能なものを使用する
  • パフォーマンスを発揮できるデータ構造を使用する
  • 状況に応じて最適な探索方法を使用する
  • ポインタを活用するなど配列演算をなるべく減らす

紹介されているテクニックは条件によっては「それほど高速ではない」「もっと高速な方法がある」場合もある。紹介されているテクニックは、パフォーマンスを引き上げるプログラミングを実施する際の資料の1つとして参考にするとよいだろう。