NTTナレッジ・スクウェアとNTTドコモは1月19日、大規模公開オンライン講座(MOOC)提供サイト「gacco(ガッコ)」の登録会員数が15日に10万人を突破したと発表した。2014年2月の受講者募集開始から、11ヶ月での達成となる。

「gacco」受講者数と募集講座数の推移

「gacco」は、大学教授陣による本格的な講義を、誰もがオンラインで無料受講できるサイトとして開設。

開講当初は教養系の講座が中心だったが、経営学やマーケティング、統計学等をテーマとしたビジネスパーソン向け講座の拡充や、iPS細胞やロボットなどの注目を集める講座が追加されたことで、幅広い層が受講しているという。

これまで32講座が開講しており、のべ受講登録者数は約22万人。提供を終了した13講座の平均受講者数は約1万人だった。

また、同サイトでは、オンラインで学習した内容をもとに対面で発展的な講義を行う「反転学習コース」を提供する講座も設けており、世代やバックグラウンドの異なる参加者同士が積極的に意見交換できる場も提供している。