Windows Internet Explorer 11

Microsoftは1月7日(米国時間)、「IE test VMs on modern.IE get a refresh - IEBlog - Site Home - MSDN Blogs」において、modern.IEで公開しているInternet Explorerのテスト用環境向けの仮想マシンデータをアップデートしたと伝えた。ベースとなるWindowsがバージョンアップしているほか、フィードバックを反映して変更が加えられている。主な変更点は次のとおり。

  • 仮想環境で動作するInternet Explorerのが自動的にアップデートされることがないようにIEブロッカーツールキットを導入
  • Windows Updateが自動で適用されるように設定
  • 2014年11月までに公開されたすべての適用可能なWindows Updateを適用
  • アーカイブ形式をRARではなくZIPへ変更
  • ダウンロード対象として複数のファイルだけではなく単一のZIPファイルを追加

対応している仮想化ソフトウェアはHyper-V、VirtualBox、VMware Player、Paralells Desktopなど。企業では基幹システムが特定のバージョンのInternet Explorerを求められることがあり、古いInternet Explorerを使い続ける必要があるケースも多い。Microsoftは仮想環境を通じてInternet Explorerのテスト環境を提供することで、そうした用途におけるテスト負荷を軽減させることを狙っている。