2015年の年頭にあたり、株式会社富士通マーケティング 代表取締役社長 生貝 健二氏は、以下のように挨拶を行った。

新年明けましておめでとうございます。新しい年のスタートにあたり、挨拶申し上げます。

2014年は、2013年度の好実績に始まり、その勢いを駆って挑戦を開始した年でした。また、2014年10月に本社移転を行い、東京地区社員2,000 名強を品川新本社に集結しました。2015 年は一層のサービスビジネスの強化を図ります。そのため、当社のコアである人材の活性化をはかり、コミュニケーション強化を軸に組織力を強めて、新たなビジョンや戦略を定め断行する強い経営を志向していきたいと思います。

1.クラウドサービス

世の中のクラウド化は更に進んでいくと思われるため、当社のビジネスコアも「サービスビジネス」に傾斜させていく必要があります。これまでもクラウドサービスの品揃え強化や azmarche(アズマルシェ)を含め、そこに最適化された新しい営業モデルの開発など、様々な手を打ってきました。今後はこれを本格的なビジネスへと飛躍させていかなくてはなりません。スピード感が何より重要になってきます。

2.セキュリティサービス

当社はインフラサービスに強いとの自負をもっていますが、この領域では今後益々セキュリティの重要性が増していきます。当社のコアである中堅民需のお客様に最適化されたワンストップサービスを志向するなど、方向性と具体策を明確にし、重量感あるビジネスへと育てていきたいと思います。

3.パートナーシップの拡大

サービスビジネス拡大には他社と連携し、パートナーシップを梃子に成長を目指すことも重要な戦略のひとつとなります。富士通グループ内では、これまで SE 会社との連携に力を入れてきました。細業種を意識したクラウドサービスの企画、開発など、当社だけではやりきれなかったような取り組みにも着実に成果が現われ始めています。今年もパートナー様との連携は勿論のこと、グループ外の他社との連携も含め、成長を分かち合えるパートナーシップの輪を更に広げていきたいと思います。

こういった施策展開のスピードを更にあげていくと共に、従来の取り組みの枠を飛び越えた第二、第三の矢を、今年も 次々打ち続けていきたいと考えています。