2014年に公開した全206記事の中から、多くの方にお読みいただいたエントリーをピックアップ!そこからSMMの2014年を総括。見えてきた5つのポイントとは?

こんにちは、SMM Labの藤田です。

今回は2014年のSMMLabの総決算として、今年公開した206本のブログ記事のうち、沢山のアクセスをいただいた25本をピックアップ!そこからは今年のSMMを総括してみると、5つのポイントが見えてきました。今年の振り返りと来年へのヒントにぜひご参考ください。

※順位は2014年1月1日から12月25日までのページビュー数順

1. Facebookのビジネス活用が変わる?!相次いだルール変更

今年はFacebookページのデザイン変更から「いいね!」獲得、投稿表示のアルゴリズムと、Facebookのビジネス活用に大きな影響を及ぼすルール変更が多い年でした。Facebookが成熟期を迎え、広告メディアとして方向転換する中で、低下するオーガニックリーチや外部リンクへのトラフィックへの対策が注目されました。

3位 Facebookページ新デザイン移行間近!6月6日前にチェック必須な7つの変更点
http://smmlab.jp/?p=32461

7位 インセンティブで「いいね!」獲得は禁止!これからのFacebookマーケティングについてマーケターが考えるべき3つのポイント
http://smmlab.jp/?p=34463

13位 シェアやいいね!だけじゃない!インサイト分析からわかったFacebook投稿のリーチ拡大を助ける意外なポイント
http://smmlab.jp/?p=30565

17位 ルールが新しくなった!Facebookからサイトやブログにユーザーを誘導する3つのポイント
http://smmlab.jp/?p=34874

2. Facebookページ作成のポイントをまとめてチェック!

昨年までと比べると運用のルールが厳しくなった感は否めませんが、それでも全世界で13.5億人、日本でも2400万人超に使われる巨大メディアとなったFacebookが、ソーシャルメディア活用に必須のプラットフォームであることには変わりありません。Facebookページ作成についてまとめた記事には今年も沢山のアクセスをいただきました。変更の多い規約関係や抑えておきたい基本知識をまとめた記事は定期的にアップデートしていますので、ぜひチェックしてみてください。

1位 最新まとめ!【保存版】Facebookページの作り方~初めてでも簡単!11の手順~
http://smmlab.jp/?p=28438

5位 気づかぬうちに違反してる?Facebookの規約~ロゴや表記、広告、キャンペーン等のルールをチェック~
http://smmlab.jp/?p=33983

19位 【最新版!】意外と大事!Facebookページの名前のつけ方~必ず把握しておきたい4つのルールとテクニック~
http://smmlab.jp/?p=32452

20位 【2014年版】Facebookページ運営者が必ず知っておきたい10の基礎知識
http://smmlab.jp/?p=33142

3. Facebookページ運用のポイントはファン獲得・リーチ拡大・リンク送客

投稿表示のアルゴリズムが変わっても、基本的にはビジュアル投稿の効果が高いFacebook。ユーザーの目に止まりやすい画像投稿やクリックしたくなるリンク投稿の秘訣がFacebookページ運用の成功ポイントであることは変わりありません。また、「いいね!」獲得へのインセンティブ付与が禁止されたことで、ページの「いいね!」獲得にはより本質的なFacebook活用が求められるようになります。ページ運用の重要ツールである「インサイト」を上手に活用して、本当のファンとのコミュニケーションを醸成しましょう。

6位 【Facebook投稿のコツ:画像編 第二弾!】撮り方や見せ方をひと工夫!いいねにつながる★Facebookページ画像投稿事例3選
http://smmlab.jp/?p=29929

10位 【第二弾!Facebookページから送客のヒント】思わずクリックしたくなる!リンク先への誘導が上手なFacebookページ事例3選
http://smmlab.jp/?p=30483

21位 明日から使える!Facebookページのいいね!(ファン)を集める方法 11のチェックリスト【ポリシー改定対応版】
http://smmlab.jp/?p=35314

22位 【初心者向け】Facebookページインサイトで誰に・いつ・どんな投稿をすべきかがわかる!簡単3ポイント
http://smmlab.jp/?p=31045

4. Facebook以外のソーシャルメディアにも関心増!

LINE、Instagram、Google+のビジネス活用をご紹介した記事も軒並み上位にランクイン。Facebook活用が一定の成果を上げ、「Facebookの次」を探す企業も増えてきているようです。特にInstagramは10月31日の公開にも関わらず、年間アクセス9位と注目の高さが伺えます。プラットフォーム化が進み、ローカルビジネスやコマースへの親和性が増したLINEは、生活者の掌を抑えるメディアとして来年も更に活用が模索されるでしょう。今年注目されたコンテンツマーケティングではGoogle+の活用も検討したいところです。

4位 【企業のLINE活用8つのポイントと参考事例】Facebookとはどう違う?LINEを活用する際の基本事項
http://smmlab.jp/?p=29581

9位 20代女性を中心に大人気!Instagramを活用したキャンペーン事例 業界別まとめ
http://smmlab.jp/?p=35780

12位 コンテンツマーケティングに取り組むなら!無視できないGoogle+の3つのメリット
http://smmlab.jp/?p=28845

各メディアのユーザー数をまとめたデータ記事もぜひご参考ください。

2位 5大ソーシャルメディアのユーザー数まとめ!Facebook、Twitter、LINE、Google+、YouTube
http://smmlab.jp/?p=31870

8位 Facebook都道府県別ユーザー数調査2014年5月版~広告出稿、O2O& キャンペーン設計の参考に
http://smmlab.jp/?p=32131

5. 人気記事から見えてくるキーワードを来年へのSMM活用のヒントへ

人気記事=多くの人の関心を集めたテーマということで、上位記事を並べてみると3 つのキーワードが浮かび上がってきました。

「コンテンツ」はソーシャルメディアを既存のマーケティング・チャネルと統合していく流れの中で、今後ますます重要な要素になるでしょう。
「Beacon」はO2O、オムニチャネルといった“デジカル(digital + physical)”な顧客体験創出の重要アイテムになりそうです。
そして、複数のソーシャルメディアを繋ぐ横串としての「ハッシュタグ」は、ソーシャルメディアのコンテンツを集約する「ソーシャルハブ」構築ツールとして存在感が高まりつつあります。

いずれもソーシャルメディアマーケティングが成熟期を迎え、個別ツールにとどまらない統合活用に向けた動きが始まったことを予感させるキーワードではないでしょうか。

15位 国内BtoB企業のコンテンツマーケティング事例まとめ6選
http://smmlab.jp/?p=31798

18位 iBeaconのマーケティング活用がいよいよ本格化!ジオフェンシングによるO2O施策の国内事例10選
http://smmlab.jp/?p=34723

23位 ECサイトでのコンテンツマーケティング成功事例厳選4選から学べること【Eコマースコンバージョンラボ】
http://smmlab.jp/?p=31566

25位 Facebookでも絶対使ったほうがいい!ハッシュタグ活用のポイントと事例
http://smmlab.jp/?p=31943

今知っておきたい!要注目のマーケティング・キーワード」人気記事

そのほか、注目のマーケティング・キーワードをご紹介している連載からの人気記事も、来年のソーシャルメディア活用のヒントにぜひチェックしてみてください。

11位 「グロースハック」とは?
http://smmlab.jp/?p=29545

14位 「カスタマージャーニー」とは?
http://smmlab.jp/?p=28511

16位 「ダイレクトマーケティング」とは?
http://smmlab.jp/?p=28772

24位 「3Dプロジェクションマッピング(3DPM)」とは?
http://smmlab.jp/?p=29177

いかがでしたでしょうか?人気記事をまとめてみると、2014年はソーシャルメディアが既に企業のマーケティング・チャネルとして当たり前のものになったという印象ですね。基本的な活用のポイントを抑えた上で、それぞれのメディアをいかに効果的に使うか、どう組み合わせていくのか、そして既存のマーケティング・チャネルとどう統合していくのか。2015年のマーケティング戦略を考える参考にしていただけたらうれしいです。

2014年のSMMLabブログの更新は今回が最後となります。今年も1年、ご愛読いただきありがとうございました!!2015年も、ソーシャルメディアのビジネス活用にお役に立てる情報をお届けしていきたいと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。

本稿は、ソーシャルメディアマーケティングラボにて掲載された記事を転載したものです。