ヤフー(Yahoo! JAPAN)は12月18日、「Yahoo!リアルタイム検索」アプリで遅延や運休情報を知らせる「遅延なう」機能の追加を発表した。Twitterの投稿から電車の運行状況をリアルタイムに抽出して通知する。

「遅延なう」画面

「Yahoo!リアルタイム検索」アプリは、ソーシャルメディアの投稿から「話題のキーワードランキング」や「人気画像のタイムライン」を表示したり、急激に盛り上がったキーワードをプッシュ通知で届けるなど、さまざまな形式でソーシャルメディアの情報を取得できる。

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良く使う路線

今回追加した「遅延なう」では、Twitterの投稿をリアルタイムに解析。「遅延・再開に関するツイート数」や「ツイートの急上昇」「遅延や運休発生時の発生時間」などTwitter上の情報から解析した運行状況が一目で分かるデザインとなっている。

公式の運行情報よりも早く遅延や運休の状況を届けるため、毎日の電車通勤・通学などでの利用を想定している。また、一般的に鉄道各社では15分未満の遅延の場合に公式情報をアナウンスしない場合もあるため、短時間ながら遅れる場合にも有効な機能といえる。

また、Twitter上の情報だけでなく、「Yahoo!乗換案内」の運行情報APIと連携し、公式な運行情報も提供する。

ほかに、よく使う路線を最大5件まで登録することで、登録した路線に関する遅延ツイートが急増したり、公式の運行情報が出ている場合に、プッシュ通知で知らせる機能も提供する。