クラウドソーシングサービスを運営するランサーズは12月2日、KDDI、インテリジェンスホールディングス、コロプラ、グリーベンチャーズ、グロービス・キャピタル・パートナーズ、GMO VenturePartnersの6社から計10億円を資金調達したと発表した。

6社から計10億円を資金調達し、サービス拡充に当てる

この資金調達により、クラウドソーシングの普及とランサー(フリーランス)への支援、人材採用といったランサーズの事業拡大を促進させるとしている。

また、KDDIとインテリジェンス、グリーの3社とは業務提携を行い、サービスを拡充する。

KDDIとの提携では、企業のクラウドソーシング活用による人材資源のオープン化を推進していく。また、企業の発注案件を増やし、首都圏以外のランサーへ供給していくとなどの狙いがある。

インテリジェンスとの提携では、人材事業での協業を強化。今後、正社員や契約社員、アルバイトという働き方加え、クラウドソーシング「ランサーズ」で働くという選択肢を提案していく。

グリーとの提携は、グリー向けのモバイルゲーム制作業務を請け負う。スキルや適正のあるランサーが活躍できる機会を提供する。

ランサーズは、2008年12月よりクラウドソーシングサービス「ランサーズ」を運営開始。

現在まで10万1000社以上が利用ししており、フリーランサーの登録者数は約41万人(2014年11月現在)。8月より、法人向けサービス「ランサーズオープンプラットフォーム」を開始し、ベンチャー企業や大手企業の新規事業の支援を推進している。