日本オラクルはこのほど、新たなUIデザイン「Oracle Alta User Interface」を開発したと発表した。

「Oracle Alta UI」は、Webベースおよびモバイル端末専用のアプリケーションに対し、UIを実現するためのデザイン・ガイドラインとテンプレートを提供。同社のクラウド・アプリケーションおよびサービスの標準デザインとして、モバイル、クラウド、Webアプリケーション向け開発ツールやフレームワークと連携する。

「Oracle Alta UI」は、「モバイル・ファーストでデザイン」「シンプルで整理されたレイアウト」「明確な情報階層」「ユーザー・エクスペリエンスを向上する直感的なコンポーネント」という4つの原則に基づいている。

「Oracle Alta UI」は異なるデバイスや表示解像度に合わせて調整可能なレスポンシブなUIデザインを作成できるため、プラットフォームにかかわらず、一貫したユーザー・エクスペリエンスを提供する。

「Oracle Alta UI」によって作成されたアプリケーションは、シンプルなコンポーネント構造と、テキストや図を鮮明に表示できる広い空白スペースを特徴とする。

モバイル・アプリケーション開発フレームワーク「Oracle Mobile Application Framework (MAF) 2.0」とJavaアプリケーション開発フレームワーク「Oracle Application Development Framework (ADF) 12.1.3」以降で、「Oracle Alta UI」をサポートしている。

また、「Oracle MAF 2.0」と「Oracle ADF 12.1.3」以降のユーザーは追加コストなしで、「Oracle Alta UI」を利用できる。

左から、「Oracle Alta UI」によるタブレット専用アプリケーションのダッシュボード、「Oracle Alta UI」によるブラウザ用のダッシュボード