東京都公園協会は12月13日~2015年3月29日にかけて、東京西部の公園において、多摩部の公園周遊イベント「歴史散策~公園界隈の歴史~古道探索ウォーク」を開催する。

武蔵野陵へ続くケヤキ並木

同イベントは、東京西部に残る古道や古街道、遺跡を巡るウオーキングイベントで、全4回の日程で実施する。

コースは、小宮公園~滝山公園の「鎌倉古道コース」(12月13日)、秋留台公園 二宮神社の「縄文遺跡コース」(2015年2月14日)、陵南公園の「鎌倉古道&刀鍛冶の里コース」(2015年3月7日)、大戸緑地 川尻八幡の「古代遺跡コース」(2015年3月29日)。全コースともアップダウンのある丘陵を含むコースで、基本的に全4回参加できることが条件となる。

城山川尻八幡と裏の丘春林横穴墓

鎌倉古道コースでは、「ひよどり山越えの鎌倉古道」と「戦国時代の武田軍の陣城跡」「滝山城の鎌倉古道遺構」を、縄文遺跡コースでは秋川に沿う「湧水溢(あふ)れる台地」と「縄文遺跡群」「高麗人大移動の道ロマン」を巡る。

滝山城跡

鎌倉古道&刀鍛冶の里コースでは、「鎌倉街道・山ノ道」と「中世刀鍛冶の里」を、境川沿いを歩く古代遺跡コースは「鎌倉街道山ノ道」と「太陽の道・観測遺跡」を巡り、「古代工房地帯の謎」を探っていく。各コースとも6km程度。

すべてのコースとも、古街道研究家の宮田太郎氏を講師として招いて実施する。参加費は4コース参加で4,000円(各コース1,000円)。雨天中止(前日午後12時の天気予報で降水確率が50%以上の場合は中止)。

参加申し込みは、小金井公園サービスセンター(東京都小金井市)の「歴史散策係」まで、はがきにて受け付ける(12月5日必着)。東京都公園協会のサイト「公園へ行こう!」でも、同イベントの紹介している。