KDDIは11月20日、林野庁が推進する二酸化炭素排出量削減を目的とした「木づかい運動」の普及に対する貢献が評価され、通信事業者として初めて、農林水産大臣感謝状を受章したと発表した。

感謝状贈呈式の様子

「木づかい運動」とは、京都議定書で定められた二酸化炭素排出量削減を達成するため、林野庁が推進する国民運動で、国産木材の積極的な利用を通じ、山村の活性化や森林整備による二酸化炭素の吸収量拡大を目的としている。

顕彰では、大規模な国産材供給や利用、国産材利用推進、「木づかい運動」推進の行いに対して、それぞれ農林水産大臣、林野庁長官、一般財団法人日本木材総合情報センター理事長の感謝状が贈呈される。

KDDIは、携帯電話に同梱される取扱説明書及び各種説明チラシなどを全国のauショップでリサイクル回収を行い、その古紙売却金で森林保全支援する「取扱説明書リサイクル活動」を推進。森林保全活動の一環で排出された国産間伐材を用いて、「木づかい運動ロゴマーク」を取得したカタログスタンドやノベルティグッズ等の製作を積極的に実施している。

同社は今後も、「取扱説明書リサイクル活動」をはじめとした地球環境に配慮した継続的な活動を続けていく。