ルックアウト・ジャパンは18日、「スマートフォン紛失に関する調査結果」を公開した。同調査結果によると、日本人のスマートフォンユーザーのうち、5人に1人が紛失を経験しているという。

同社は、日本国内のスマートフォンユーザー1,000人を対象に、スマートフォンの紛失に関する調査を実施。同調査によると、5人に1人以上(23%)の人がスマートフォンを紛失しており、そのうちの11%は、端末が手元に戻ってこなかったという。都市圏に住む若年層、特に学生が紛失することが多く、18歳から24歳の回答者のうち、約45%が紛失を経験している。

18歳から24歳の若年層が紛失することが多い

紛失場所として最も多いのは、電車などの公共交通機関、続いてショッピングセンターや商業施設だという。地域別の統計では沖縄県が最も多く、全国平均のおよそ2倍となる、44%が紛失の経験があると回答した。最も少なかったのは、中国地方と四国地方で15%だった。

紛失場所では公共交通機関が最も多い

地域別では沖縄県が最も多い

スマートフォンには、個人情報など機密性の高いデータが数多く保存されているが、紛失経験者のうち約半数となる44%は、データを回収するためならば、5万円払ってもいいと回答。同社では、紛失した場合に備えて、セキュリティアプリをダウンロードすることや、端末自体にパスワードを設定することを推奨している。

(記事提供: AndroWire編集部)