ヤマキはこのほど、ほぼ毎日家庭で食事をしている25~34歳までの既婚男性500名を対象に実施した、「妻の手料理」に関するアンケート結果を発表した。調査は9月にインターネットで行われた。
1年以内に妻の手料理をほめた男性9割
妻の手料理を1年以内にほめたことがあるか聞いたところ、約9割の男性が「ある(89.2%)」と回答した。料理を作ってくれている妻をほめて、感謝の気持ちをきちんと伝えている男性が、非常に多いことがわかった。
では、どういう手料理の時にほめるのか、そのタイミングについて教えてもらったところ、「いつも通りの定番メニューだが、いつもよりおいしいと感じた時(54.7%)」や「手の込んだ手間のかかる料理だった時(49.6%)」と回答した人が大半だった。逆に、「彩りよく盛りつけがきれいな料理が出てきた時(18.4%)」と最も少ないことから、近年SNSなどにアップするために料理の見た目にこだわる女性も多い反面、夫は味へのこだわりの方が強いことが浮き彫りとなった。
妻に極めてほしい家庭料理は?
次に、妻に極めてほしい家庭料理を調査した結果、堂々の第1位は「肉じゃが(44.4%)」だった。2位は「唐揚げ(37.4%)」、3位には「お味噌汁(36.6%)」がランクイン。肉じゃがをうまく作れる女性は今も昔も男性の評価が高いようだ。
「定番メニュー」を安く・簡単に・おいしく!
夫が手料理に対して期待していることを調査したところ、「定番の家庭料理をおいしく作ってほしい(56.2%)」がトップだった。次いで「お金をかけないでおいしいものを作ってほしい(48.4%)」「時間も手間もほどほどにして、妻自身にも負担がかからないよう賢く作ってほしい(48.0%)」と続き、夫は妻に”負担がかからない範囲内で、定番メニューをリーズナブルにおいしく作ること”を求めているようだ。
では、料理の手間が省ける汎用液体調味料の使用についてどう思っているのだろうか。調査した結果、「妻が手際よく仕上げるために必要だと思うなら使ってほしい(48.8%)」という人が圧倒的に多かった。また、「使ってほしくない」と答えた人はわずか1.6%だったことから、簡単に味付けができる汎用液体調味料の使用は、妻の負担軽減や、料理をおいしく仕上げるための手段として認められていることが伺える結果となった。