世界思想社教学社は10月29日、過去問演習の効果を高める「赤本ノート」を、全国の書店で発売する。
ノートは見開き構成
同社はこれまで、通称"赤本"と呼ばれる「大学入試シリーズ」を発行してきた。このほど発売する同商品には、問題を解いたりマークシートの練習ができるだけではなく、フォームを埋めるだけで傾向が把握できるような工夫を盛り込んだ。自分の弱点・課題を浮き彫りにでき、オリジナルの受験対策を立てることができる。
ラインナップは「センター試験用」と「個別試験用」の2種類。ノートは見開き構成で、左ページで問題を解き、右ページで傾向分析・弱点の発見・対策の構築を行う仕組みとなっている。「センター対策用」の左ページは全科目に対応するマークシート解答用紙で、本番さながらの演習ができる。
「個別試験用」の左ページは、グラフや図が登場する理系科目、文字がメインの文系科目など、どんな形式にも対応する方眼タイプのノート。マスは20字×30行で、小論文や論述問題の回答を記入するにも適している。
それぞれ、同社発行の「センター赤本シリーズ」全13点、「大学入試シリーズ」全530点に対応。赤本を取り扱う全国の主要書店で販売する。価格は250円(税別)。