エムオーテックスは10月27日、情報漏えいの解決や防止に貢献する啓発プロジェクト「NO MORE 情報漏えいプロジェクト」の開始を発表した。

同プロジェクトは、企業の情報漏えいを「自分ごと化」することを目的としており、その解決や防止に貢献していくという。プロジェクトの監修としてHASH コンサルティングの代表を務める徳丸 浩氏を迎えており、社会問題解決に向かえた活動を展開していく。

HASH コンサルティングの代表を務める徳丸 浩氏(画像右)と、プロジェクトへの意気込み(画像左)

具体的には、啓発プロジェクトの発足に合わせて「NO MORE 情報漏えいプロジェクト」の特設サイトをオープン。サイトでは、情報漏えいのリスクがどれほどあるのか、どういった原因で発生してしまうのかについて、事例や徳丸氏のコラムを通じて紹介していく。

また、情報漏えいリスクの実態を把握するために、情報漏えいに関する一般公開アンケートも実施し、定期的にレポートを公開する予定だ。

一方で、情報漏えいの対策ツールとして、プロジェクト第一弾「LanScope An Free」の提供を11月末から提供開始する。同社によると、日本初のスマートデバイス紛失・盗難対策ツールの無償提供で、MDM製品「LanScope An」から紛失・盗難対策機能を抜き出した形の製品となる。

LanScopeシリーズのLanScope CatがIT資産・PC構成管理ソフトウェア部門で10年連続トップシェア(フジキメラ総研調べ)となっているなか、LanScope Anは国内7500社が導入する同シリーズから登場したスマートデバイス管理ツールとなる。「LanScope An Free」では、iOSやAndroid、Windowsのスマートフォン、タブレットのリモートロック(遠隔ロック)とリモートワイプ(遠隔データ消去)、パスワードポリシーの3つの機能を提供している。

また、無償アプリでありながら、電話やメールサポートも無償で提供しており、インストールや操作方法がわからない場合でも問い合わせができるため安心だ。