東京ミッドタウンは、「Tokyo Midtown Award 2014」アート・デザイン部門において、受賞作品14作品を決定した。
同アワードは今年で7回目となり、例年通り「アートコンペ」と「デザインコンペ」の2部門で実施。2部門総計で1,429点の応募作品の中から、受賞作品14作品を決定した。これまで「歌舞伎フェイスパック」など、受賞作の商品化によるヒット製品を生み出してきた「デザインコンペ」のグランプリ作品には、焼き網を和柄の形に編み、魚やステーキなどの焼き目がその柄になるという提案をした「和網」が選ばれた。グランプリほか、受賞作品に対しては今後継続的に商品化などのサポートが行われる。
デザインコンペ受賞作品
水野学賞「おみく枝(おみくじ)」(受賞者:土屋寛恭 氏) |
佐藤卓賞「HARMONACA(はーもなか)」(受賞者:wunit design studio 橋本&松井 氏) |
柴田文江賞「婚鑑―KONKAN―」(受賞者:前田紗希 氏) |
原研哉賞「金継ぎ煎餅」(受賞者:泉美菜子 氏) |
また、受賞作品14点は11月9日まで、東京ミッドタウンのプラザB1F オープンスペースにて展示される。展示に加え、11月3日までの期間限定で、展示スペースを訪れた人からの支持で作品を選出する「オーディエンス賞」の投票も実施。展示スペース脇に投票箱が設置されており、投票した人の中から抽選で10名に、「歌舞伎フェイスパック」や「富士山グラス」など、同デザインコンペ発の人気商品の中から、希望の物ひとつがプレゼントされる。開票結果は11月7日、東京ミッドタウン公式サイトにて発表されるとのこと。
アートコンペ受賞作品
なお、東京ミッドタウンでは11月3日まで、デザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2014」を開催中。同アワードの展示のほか、さまざまな催しが行われている。