リクルーティングスタジオは9月25日、スマートフォンアプリ「名字由来net」とWEBサイト「名字由来net(web)」から、「秋にまつわる名字ランキングベスト30」を発表した。

「秋にまつわる名字ランキングベスト30」

由来も特徴的

同ランキングは、月間400万アクセスある「名字由来net(アプリ・Web)」において、秋にまつわる漢字の名字を全国人数の少ない順に抽出したもの。電話帳データをもとに、実世帯が確認できるもののみを集計した。

1位となった名字は「名月(めいげつ)」で、2位は「五穀(ごこく)」、3位は「団子(だんご)」となった。いずれも、全国におよそ10人程度の希少な名字。「団子」姓は福井県敦賀市にみられるという。

10位の「団栗(どんぐり、だんぐり)」のルーツは和歌山県田辺市の地名でカシやクヌギの植生地。17位の「椛(もみじ、かば)」は熊本県荒尾市がルーツで18位の「紅葉(こうよう、もみじ)」については、現山形県の羽前国田川郡温海村紅葉岡がルーツという説と、紅葉が有名な竜田神社がある奈良県にルーツがあるという説がある。

「五穀」や「団子」をはじめ、4位の「茄子」や8位の「梨」など、食べ物に関連する名字が全体の47%(14件)を占めた。また、6位の「中秋(なかあき)」など、「秋」のつく名字も4件がランクインした。