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Oracleは9月25日(オランダ時間)、「Oracle Linux 5.11 is now available (Oracle's Linux Blog)」において、Oracle Linux 5系の最新版となる「Oracle Linux 5.11」を公開したと伝えた。このバージョンはOracle Linux 5系の11番目のアップデートリリースであり、これが5系の最後のアップデートリリースになる見通し。
「Oracle Linux 5.11」は「Oracle Software Delivery Cloud - Oracle Linux and Oracle VM」経由でダウンロード可能。すでに個別のRPMに関しても公開が開始されている。カーネルとしてはOracleが採用を推奨しているUnbreakable Enterprise Kernel Release 2 (2.6.39-400)が含まれている。
Oracleは7月23日(米国時間)に、Oracle Linuxの最新メジャーアップグレードバージョンとなる「Oracle Linux 7」を公開した。このバージョンはRed Hat Enterprise Linuxをベースとしており、サポート期間が10年間とされている。エンタープライズシーンでは長期に渡るサポートの提供が重要視される傾向が見られるため、Oracle Linuxのユーザはこの最新版へ移行していくものとみられる。