USENはこのほど、「思い出の音楽に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、全国の15歳~39歳の男女を対象として9月4日~8日に実施。500サンプルを得た。

思い出の曲、男性は「1曲」、女性は「5曲以上」が多い

思い出の曲の数が多いのは女性、曲への思い入れが強いのは男性

思い出の曲がある男女500名(男性250名、女性250名)に対し、「思い出に残っている曲の数」について尋ねたところ、全体では、「1曲」が36.3%と最も多く、次いで「5曲以上」が35.0%、「2曲」が17.2%となった。

男女別にみると、男性の1位は「1曲」で41.2%、「5曲以上」が32.0%となったが、女性では「5曲以上」が38.0%と、「1曲」の31.2%を6.8%上回る結果だった。特に20代の男女間での違いが顕著に出ており、20代男性は「1曲」が46.0%、「5曲以上」が23.0%と、2倍もの開きで「1曲」が多かったのに対し、20代女性は「1曲」が34.0%、「5曲以上」が43.0%と、正反対の回答となった。

年を取るほど二極化が進む「思い出ソング」。一番熱いのは10代!?

「現在の思い出の音楽との接点」について尋ねたところ、全体では、半数を上回る51.2%が「今でもよく聞く」と回答。以下「接点はない(もう聴いたり歌ったりしていない)」が26.4%、「カラオケで歌う」は25.4%で続いた。

世代別にみると、年代が高くなるにつれて「今でもよく聞く」という回答が減少する傾向だった。また、「カラオケで歌う」は男女で異なる結果になり、男性は世代が高くなるにつれてカラオケで歌う割合が減少しているが、女性は減少せず、各世代で平均的に歌われているということがわかった。

思い出の曲との接点、30代では「よく聴く」「接点なし」の二極分化

「接点はない(もう聴いたり歌ったりしていない)」は、唯一30代女性だけが40.0%と、「今でもよく聞く」の37.0%を上回った。また、特に世代が上がるにつれて「今でもよく聞く」と「接点はない」で二極化が進む傾向があった。

思い出ソングといえば、男女を問わず「ミスチル」がランクイン

世代・性別を超えて愛される「思い出ソング」を自由回答で確認したところ、最も多かったのは「ミスチル」ソングだった。その他、男性は「サザン」「スピッツ」、女性は「ドリカム」「BUMP OF CHICKEN」が回答数上位となった。