デアゴスティーニ・ジャパンは16日、毎号に付属するパーツを組み合わせることで、3Dプリンタを完成させることができる雑誌シリーズ「週刊 マイ3Dプリンター」を創刊した。創刊号は999円(税込/第2号以降の通常価格は1,998円)。

同シリーズは、週刊で刊行される雑誌(全55号)に付属するパーツを組み合わせることで、3Dプリンタ「idbox」を組み立て、動作させることができるというもの。同機種の監修は、国内の3Dプリンタメーカー「ボンサイラボ」が行った。はんだづけは必要なく、家庭用ドライバーとレンチのみで組み立て可能。雑誌には同機種の組み立てガイドのほか、企業やクリエイターによる最先端の活用事例を紹介する「3Dプリンターの世界」、3Dプリンタのしくみなどを解説する「ベーシック講座」、初心者でも取り組める3Dデータの作成方法を掲載した「作って学ぶモデリングガイド」といったコンテンツが掲載される。

「idbox」の本体サイズは幅250mmx奥行250mmx高さ270mm、重さは約5.04Kg。造形方式は熱溶解積層法で、最大造形サイズは幅150mmx奥行130mmx高さ100mm、ノズル径は0.4mm、積層ピッチは0.1mm。造形スピードは100mm毎秒(推奨スピードは出力物によって異なる)。対応フィラメントはPLA、ABS(各1.75mm)。対応OSはWindows7以上、Mac OS X、3Dプリントソフト「Repetier Host(idbox!カスタマイズ版)」が付属する。

なお、創刊号~第45号を購入した読者には、「読者全員プレゼント」として、組み立てた3Dプリンタの出力に使えるPLAフィラメント(ホワイト/イエロー)、ABSの出力にも対応可能となる3Dプリンタ用シート「ビルドタック」を進呈するとのこと。

※9月16日 20:18追記 : 一部地域のみで先行発売中