ワコールはこのほど、10代後半~60代以上の男女1,777名(男性824名、女性953名)を対象に行った、「ヒップ」に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は7月11日~27日。
6割超の女性が「自分のヒップをちゃんと見たことがない」
調査ではまず、女性を対象に「自分のおしりを見たことはありますか?」と質問したところ、「はい(37.6%)」「いいえ(62.4%)」と、6割以上の女性が見たことがないと回答した。その理由として、最も多かったのが「見るのが難しい」で、次いで「見たいと思わない」、「機会がない」、「意識したことがない」と続き、自身のヒップに対する関心の低さが伺える結果となった。
ヒップに対する男女のギャップ
男性を対象に、女性のからだのパーツで気になるところを教えてもらった結果、1位「顔(73.9%)」、2位「バスト(70.8%)」、3位「ヒップ(53.2%)」だった。一方、女性がお金や手間暇を掛けているパーツは、「顔(72.2%)」「髪(51.2%)」「肌全体(27.3%)」が上位となり、「ヒップ」は8位(8.7%)だった。女性が思っている以上に、男性はヒップに注目しているようだ。
さらに、「理想のヒップ」にも男女差があり、女性が理想とするおしりの1位は「上向き・ヒップアップ・下垂していない」だった。以下多い順に「丸い・ふっくら・プリっとしている」、「引き締まった・ハリがある」、「小さい」といった回答が並んだ。対して、男性が思う理想のおしりは、「ヒップアップ・シルエット」がトップで、2位には「大きい」がランクイン。意外にも男性は大きいヒップを好む傾向があることが判明した。
おしりの変化「下垂」「大きく」「四角く」
おしりの変化について尋ねたところ、「下垂してきている (73.8%)」が断トツの1位となった。次に多かったのが「大きくなっている (39.2%)」で、ネガティブ傾向の回答が大半を占める結果となった。
また、63.7%もの女性が、キレイに見えるなら「ガードルのチカラを借りたい」と考えている一方で、ヒップのために何かいいことを行っている人は約4割、そのうち「ガードルを着用」と回答した人はわずか11.3%にとどまった。