大阪コミュニケーションアート専門学校とアートコンプレックスは16日、映像表現"プロジェクションマッピング"を制作できる映像クリエイターを育成するための「3Dプロジェクションマッピング専攻」を2015年4月より新たに開講すると発表した。

大阪コミュニケーションアート専門学校に「3Dプロジェクションマッピング専攻」を新設

「3Dプロジェクションマッピング専攻」は、 さまざまな公演やイベントの照明・音響などで実績のあるアートコンプレックスとともに、クリエイティブ業界やエンタテイメント業界で必要とされる「プロジェクションマッピング」の制作技術や映像表現、コミュニケーション力を備えた映像クリエイターの育成を目指すものだという。

アートコンプレックスの統括プロデューサー・小原啓渡氏は同校のWebページ上で、プロジェクションマッピング・クリエイターについて、「将来性も含め、今後活躍できる有望な仕事」と明言。「さまざまなイベントなどでプロジェクションマッピングのニーズが急速に高まっていながらも、それを制作できるクリエイターがほとんどいない」という現状や、「場所と時間を共有した全ての観客に"新しい感動"を伝えられる」という魅力などを紹介している。

なお、同専攻の4月の開講に向けて、同校の在校生がアートコンプレックスの指導の下、プロジェクションマッピングの技術と知識を身に付け、作品制作に取り組んでいるという。完成した作品は、京都市美術館において9月20日~21日 18:00~19:00に開催される「岡崎ときあかり2014~あかりとアートのプロムナード~」で上映されるということだ。