シャープは、テレビを利用した見守りサービスのソリューションを、11月より地域の電気販売店に提供すると発表した。これにより、販売店から一般ユーザー向けのサービス提供が可能になる。

テレビを利用した見守りサービスは、テレビの状態を外部でモニタリングすることにより、ユーザーの生活状況を「見守る」ことができるサービス。

テレビの電源ON・OFFをはじめとした種々の操作・使用状況を収集、加工し提供したり、電源を入れた際にアンケートや地域情報などを自動的に表示させるといった機能が用意されている。

同社では2012年から自治体との実証実験などを通じて同サービスのノウハウを蓄積し、2013年9月より法人やNPOなどの事業者向けにサービスの提供を開始している。

販売店向けのテレビ見守りサービスの概要

今回提供されるソリューションでは、地域に根差した営業活動を行っている販売店が見守る側に加わる。これにより、販売店からテレビ利用者に情報を提供したり、テレビ使用状況や連絡依頼などのメールを受けた家族からの相談で、販売店が利用者に電話や訪問をするといった独自サービスを提供可能になるとしている。