ビートコミュニケーションは、同社が提供するフリーミアム型の社内SNS「Connect(コネクト)」をリッチメディアが導入したと発表した。リッチメディアでは、「事業開発のアイデアや世の中の動きを気軽に共有できるようになり、日々の会話にも広がりが生まれた」と、効果を紹介している。

リッチメディアでは、会社全体とセクションごとの情報を効率よく共有したい要望があり、日々の行動履歴や連絡事項、クライアントとのやり取りなどプロジェクトで発生する情報を効率よく管理・共有できるツールを検討していた。

今回はプロジェクト管理ができるサービスの中から、フロー情報とストック情報の扱いに強い「Connect(コネクト)」を採用。会社全体の情報は、全体共有のコミュニティーを使い、メンバーに知ってほしい業界知識や日々の社会的な動きを投稿したり、ちょっとした雑談を行ったりする場所として活用している。

セクション情報については、現在4つあるセクション(営業、営業サポート、企画、インフラ)で、セクションごとにコミュニティーを作成。情報共有の場所として活用している。例えば営業であれば、「何件営業電話をかけたか」や「どこに営業に行って、どんなことをしてきたか」という内容を日報としてタイムラインに投稿している。

リッチメディアの担当者。美容室や美容院、ヘアサロンの検索予約サイト「KamiMado」の担当者が情報共有したり、日報を投稿したりする場所を探していたことがきっかけで社内SNS導入を検討していたという

最も活用しているのは、タイムライン。各自の行動履歴やメンバーに周知したい業界知識、日々の社会的な動きなどの情報を共有する場所として活用しているという。情報共有の場所はFacebookのグループ機能でも行えるが、Facebookグループは不特定多数型でプライベートの話もするため、気持ちの切り替えが難しい。Connectであれば完全にビジネスの話と気持ちを切り替えられるとしている。

タイムライン機能とトピック機能の活用例

なおConnectはフリーミアム型のサービスで、料金プランは30ユーザーまで利用可能な無料プラン「スタンダード」と、ユーザー無制限で1ユーザー当たり1Gバイトのファイル容量および各種ユーザー管理機能を備えた有償プラン「ビジネス」(1ユーザー当たり月額200円)の2タイプから選べる。