エフセキュアは9月11日、法人向け製品でWindows Server 2003のサポート終了後も一定期間無償サポートを継続すると発表した。

対象製品は、ライセンス製品の「エフセキュアWindowsサーバセキュリティ」「エフセキュアMicrosoft Exchange & XenAppセキュリティ」と、SaaS製品の「エフセキュア プロテクション サービス ビジネス サーバ」「エフセキュア プロテクション サービス ビジネス メールサーバ」。サポート期間は2016年7月24日までを予定している。

Windows Server 2003は、日本マイクロソフトが2015年7月14日でサポートを終了するオペレーションシステム。開発元がサポートを終了した同システムの継続利用は、セキュリティやコンプライアンスの観点から見て危険性が高い。エフセキュアはWindows Server 2003にインストールされている法人向け製品の延長サポートを行うことで、Windows Server 2003から最新のオペレーションシステムへのアップグレードを支援する。

なお延長サポートは、あくまでも上位システムへ一刻も早く移行するための経過処置であり、完全にセキュリティのリスクを回避できるものではない。