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Raspberry Pi Foundationは9月1日(英国時間)、「Web browser released!」において、Raspberry Pi向けに提供されているWebブラウザをアップデートしたと発表した。これまで提供されてきたMidori版のブラウザはあまり評判がよくなかったが、今後はEpiphanyベースの新しいブラウザが利用できるようになる。

従来のバージョンと比較した最新版の特徴は次のとおり。

  • HTML5サポートの改善
  • JavaScript JITエンジンの導入
  • ハードウェア機能を利用したビデオデコードの実現
  • ARMv6向け最適化の実施
  • ページ読み込み時におけるインタラクティブ性の向上
  • スクロール速度の高速化

新しいバージョンのブラウザは今後リリースされるRaspbianおよびNOOBSではデフォルトのブラウザとして扱われるようになる。現在の段階でこのブラウザを利用したい場合には「sudo apt-get update; sudo apt-get dist-upgrade; sudo apt-get install epiphany-browser」のようにコマンドを実行すればよいと説明がある。