WHILLは、車いす型の次世代パーソナルモビリティ「WHILL Model A」の販売を2014年9月より開始すると発表した。

同モビリティは、近未来的なデザインを採用し、見た目に配慮したほか、使いやすさへの配慮として、操作部に独自のマウスコントロールを採用。これにより、より直観的で楽しい操作が可能になったとする。

また、電動で座面が前後に15cm移動でき、乗り降りの負担を軽減しテーブルを使う際に前後の調整も簡単に行えるほか、24個の独立したタイヤからなるオムニホイールからなる4輪駆動を採用。これにより、最大7.5cmの段差を乗り越えることが可能であり、芝生や砂利道などの悪路での走行も可能なほか、室内や狭いスペースでの機動力を確保するために、新開発の全方位タイヤを搭載することで、高い小回り性能も実現したとする。

さらに、Bluetoothを内蔵しており、iPhoneアプリと連動させることが可能。これを活用することで、さまざまな新しい使い方の提案を行うことも可能となったとしている。

なお価格は95万円(税別)で、9月3日より、日本橋・三越本店7Fの特設会場にて先行展示、試乗会を行っており、併せて予約販売の受付も行っているという。