ディアイティは9月3日、マカフィーの統合ログ管理製品「McAfee Security Information and Event Management」(以下、McAfee SIEM)の販売を開始した。価格はオールインワン アプライアンスモデルで640万円から。

McAfee SIEMは、各種サーバ、ネットワーク機器、セキュリティ製品などから収集したログを一元管理、分析する製品。ログ分析専用に設計したデータベースにより、大量に収集したログを高速処理する。また、1日に20億件以上のマルウェア情報を収集しているマカフィーの外部脅威情報データベース(GTI)と連携することで、標的型攻撃の迅速な発見を可能としている。

加えて、マカフィー製ファイアウォール「McAfee Firewall Enterprise」やWebセキュリティ「McAfee Web Gateway」「McAfee Email セキュリティ」「McAfee Email Gateway」などとの連携も可能。マカフィーが持つセキュリティ技術を利用したセキュリティ監視システムを構築できる。

ディアイティでは、McAfee SIEMおよびマカフィー製ゲートウェイセキュリティ製品の導入から運用までの支援に加えて、自社で開発したマルウェア挙動検知ツールやクライアント操作ログ収集ツールと組み合わせたセキュリティ対策ソリューションを提供する。万が一のインシデント発生時には、同社のフォレンジックサービスで被害を最小限に留めるとしている。