世界文化社はこのほど、宮國晋一著「拾って楽しむ どんぐりの呼び名事典」を発売した。
奥深いから大人がハマる!
同書は、「雑草の呼び名事典」をはじめとする「呼び名シリーズ」の第6弾。累計12万部を突破したシリーズ最新刊は、どんぐりの名前の由来を楽しく丁寧に解説したハンディサイズの図鑑になっている。
「"マテバシイ"は食用になるが、椎(スダジイ)のようにおいしくないことから、しばらく待てば椎のようになるという由来話による」といったどんぐりの名前の由来を紹介。また、白背景の切り抜き写真と実際に木になっている姿の生態写真でどんぐりの美しさや特徴を観察することできるという。
さらに、拾う楽しみを紹介するコラム、どんぐりに住む虫に関するコラム、著者独自の調査結果とどんぐり観を表現したコラムなどを掲載する。
著者の宮國氏は、電機メーカーの会社員でありながら、どんぐりの多様性と美しさに魅せられ、自身のホームページでその魅力を発信。また、編集担当者も、"どんぐり拾い暦"40年以上のどんぐり好き。同書は、どんぐりを愛するサラリーマン著者と編集者が作った「独自のどんぐり観」を楽しむことができる内容とのこと。
判型は、A5変型で112頁。価格は、1,620円(税別)。