クラウド型請求管理ソフト「MakeLeaps」を提供するメイクリープスは8月28日、起業家向け投資プラットフォーム「AngelList」を通したシンジケーションラウンドを含むエンジェルラウンドにより、総額60万ドルの資金調達を実施したことを発表した。

AngelListは、2010年に米国サンフランシスコを拠点としてローンチしたスタートアップ向けのプラットフォーム。エンジェル投資家とスタートアップをつなぐSNSであり、スタートアップ企業が人材を探すこともできる。

AngelListには、創設者であるNaval Ravikant氏、Hatena Inc.取締役・Richard Chen氏、500 Startups代表Dave McClure氏のほか、複数の著名エンジェル投資家が参加している。

MakeLeapsはオンラインでビジネス書類を発行・管理・送付できるサービスで、見積書 / 発注書 / 納品書 / 請求書 / 領収書に対応している。同サービスは2011年10月に提供を開始し、現在は国内1万5000社以上の事業社に導入されているという。

メイクリープスは今回調達した資金をもとに、さらなるサービス向上を予定しており、大量書類や顧客データの運用・管理の工数を削減するための機能など、要望の多い機能を実装するとしている。また、導入企業数の拡大に向け、セールスエンジニアチームの強化も予定している。