フリークアウトは8月19日、ブランド保護の観点から広告配信に不適切なサイトを自動判定するアドベリフィケーション機能「BrandSafe はてな」をはてなと共同開発し、フリークアウトのDSP「FreakOut」に搭載したことを発表した。「BrandSafe はてな for FreakOut」としてサービス提供を開始している。

同サービスでは、「BrandSafe はてな」の広告配信先判定技術により、広告配信先から違法サイトや広告主が指定した不適切なサイトを自動的に買付けしないようにすることで、ブランドイメージの低下を抑えつつ、FreakOutのターゲティング広告を配信することができる。

広告配信先の判定については、ソーシャルブックマークサービス「はてなブックマーク」の機械学習エンジンをもとに、不適切なWebサイトなどを判定するアルゴリズムを開発。Webサイト内の情報に加えて、ユーザーの投稿データも考慮して判定し、日本特有のネットスラングにも対応している。

FreakOut DSPのブランド保護の仕組み

フリークアウトは同サービスの提供とあわせて、インターネット広告市場の健全化に向けた取り組みも開始している。この取り組みでは、インターネット・ホットラインセンターが提供する違法・有害サイトのURL情報なども活用して広告配信をタイムリーに停止することができるという。