ゼブラは、チタンコーティングを施して品質を向上させた、プロ漫画家のためのつけペン「チタンGペンプロ」を全国の画材取扱店にて発売する。発売日は8月26日。価格は10本入り(ケース入り)で税別2,500円。
今回発売される「チタンGペンプロ」は、つけペンの種類の中でも特に筆圧によって線の太細を表現しやすく、漫画やイラストの描画に使われることの多い「Gペン」の進化版だ。従来のGペンでは先端が摩耗して太い線になりやすく、頻繁に交換する必要があったが、同製品は表面に耐摩耗性チタンコーティングが施され、従来製品と比較して約4倍もの耐久性があるという。これにより「細くて均一な線」を長い間描くことが可能となり、従来のGペンで原稿3~4枚しか描けなかった漫画家でも、10枚以上描けるようになっている。
さらに、表面が硬いため紙面に引っかかりにくく、開発段階から試作品を使った漫画家の多くから「なめらかな書き味になった」と高く評価されたということだ。なお、「つけペン」とは先端にインクを付けながら描く昔ながらの筆記具で、業界では「ペン先」とも呼ばれるアイテム。「Gペン」のほかに「丸ペン」、「スクールペン」、「カブラペン」、「日本字ペン」などの種類がある。