富士通は8月14日、ビッグデータ利活用ソリューション「FUJITSU Business Application Operational Data Management & Analytics」の提供するデータ分析モデルに、米Qlik TechnologiesのBIツール「QlikView」を統合した製品の発売を発表した。

QlikViewによる分析結果の表示イメージ。左は売上分析、右はデシル分析

Operational Data Management & AnalyticsとQlikViewとの統合製品は、店舗ごとの売上や商品ごとの売上といったさまざまな業務視点による多角的な分析ができることが特徴。また、地図上への表示や各種グラフを組み合わせてわかりやすく可視化できる。

富士通は統合製品の販売に合わせ、QlikViewの導入時の初期教育、セミナー形式の集合教育、個別のオンサイト教育など操作方法を学べるさまざまな教育メニューを提供する。

「Operational Data Management & Analytics」と「QlikView」との統合製品の販売は2014年Q3からで、価格は2000万円~。QlikView単体はすでに販売を開始しており、こちらの価格は300万円~(初年度サポート込み)となっている。

教育サービスの販売は9月から開始予定で、QlikView導入教育が12万6000円~、QlikView活用支援が個別見積もりとなる。