女優の林寛子と大場久美子が3日、都内で行われた、『キングオブコント2014』の予選1回戦にお笑いコンビ「○1○2(まるいちまるに)」として出場し、予選2回戦進出を決めた。

ビキニ姿を披露した大場久美子

TBSが主催する『キングオブコント2014』は、プロ・アマ問わずコント芸日本一を決める大会で、今年で7回目。毎年、約3,000組の応募がある同大会では、予選を勝ち抜いたファイナリスト10組が、10月に同局で生放送される決勝に進出する。予選1回戦で、林と大場は、ピンク色のバスローブに身を包み、楽屋風景をテーマにしたコントを披露。途中、大場がビキニ姿になるシーンもあり、観客は驚きながらも大笑いしていた。

コント終了後、報道陣の取材に応じた林は、「やれば何でも出来るんだな」と充実の表情を見せ、「みなさんが笑ってくれて、芸歴50年だけど今日ほど感動した日はない」と感激の涙。一方、昨年10月からウエスト-23cmのダイエットに成功し、大胆露出に挑んだ大場は、「ちゃんと胸がしまわれてるか心配だった」と笑いを誘いつつ、「アイドルだった17歳以来」というビキニ姿を再度ノリノリで披露し、会場を沸かせた。

70年代にアイドルとして一世を風靡した2人だが、林は「同じアイドルとしてやってきて、今コントをやって……。2人の歴史に感動しちゃって」と涙が止まらず。また、出番直前まで大場から演技指導を受けていたことを明かし、「昨日までは『頑張るぞ~』っていう気持ちだったけど、今日は会場に来て『本気でやったるぞ!』って気合いが入った。このモチベーションを女優業に生かしたい」と意気込むと、大場も「全国をまわって、日本中を元気にしたいね!」と観客のウケに手応えを感じた様子だった。