三菱電機はこのほど、全国の20代~60代の主婦600名(各世代120名ずつ)を対象に、家事の中でも真夏に大量の湿気で傷みやすい「お風呂の掃除」に関する意識調査を実施し結果を発表した。調査期間は7月12日~14日。

主婦の7割が「毎日浴槽掃除する」と回答

「浴槽掃除と配管洗浄の頻度」

「あなたの家では、浴槽(バスタブ)の掃除と配管洗浄はどの程度なさっていますか?」と質問したところ、浴槽の掃除に関しては、7割もの主婦が「毎日、または沸かすたびに洗う」と回答した。一方お風呂の配管洗浄に関しては、「3ヶ月から半年に1回(39.0%)」という人が最も多く、次いで多い順に「1年に1回以下(25.0%)」「月に1回程度(20.0%)」となった。

配管洗浄と夫婦生活との意外な関係

「夫婦仲の事を気にかけているのはどちらか」

「あなたたちご夫婦の間では、どちらがこまめに夫婦仲の事を気にかけ、維持する努力をしていると思いますか?」と聞いた結果、頻繁に配管洗浄している家庭では、「夫婦一緒(54.5%)」という回答が最も多く、続いて「奥様の方(25.2%)」「夫の方(17.9%)」となった。頻繁に配管洗浄している家庭の過半数が、「夫婦一緒に夫婦仲の維持に努めている」とのこと。配管のキレイな家庭は、結婚生活におけるさまざまな困難に夫婦で協力して乗り越える家庭が多い傾向にあることがわかった。

一方、あまり掃除をしていない家庭では、「夫婦一緒(45.6%)」「奥様の方(28.2%)」「夫の方(22.8%)」という結果に。「夫婦一緒」に維持に努める家庭は半数以下にとどまった。

配管洗浄と世帯年収との不思議な関係

「配管洗浄と世帯年収との関係」

続いて、世帯年収について尋ねたところ、配管洗浄を頻繁にしている家庭は、配管洗浄をあまりしていない家庭に比べて、世帯年収が高い傾向にあるという驚きの結果が出た。頻繁に掃除をしている家庭は「500~1,000万円(53.8%)」「1,000万円以上(16.0%)」と、年収500万円以上の家庭が7割だった。対して、あまり掃除をしていない家庭では、「500~1,000万円(49.2%)」「1,000万円以上(9.1%)」と、年収500万円以上の家庭は6割を下回り、両者の差は実に10%以上という結果となった。

そのほか、配管を頻繁に掃除している主婦の家庭は、「ママが料理上手」だったり、「夏の旅行は計画済み」というアクティブな家庭であるという結果も出ているとのこと。