インテックは、ログの統合管理を実現する「LogRevi(以下、LogRevi)」に、様々な言語で出力されたログの取り込みに対応した新バージョン「Ver.6.1」の出荷を7月31日より開始すると発表した。

「LogRevi」は、企業内に存在するさまざまなシステムのログを統合管理する、インテックが開発したセキュリティ製品で、2008年の販売開始以来、400社以上の顧客が利用。形式の異なる複数のログを統合管理できるだけでなく、高速検索、複数ログ閲覧ビューア、レポーティング機能、アラート機能、マスタ連携機能、突合せレポート機能などログを活用するための機能が充実している。

今回の多言語ログ対応は、情報漏洩事故への対策として、PC操作、データベースアクセス、入退館などのログの取得だけでなく、定常的なログのモニタリングを重要視する傾向と、海外進出している「LogRevi」の既存の顧客からも、現地の言語のままログを取り込めるように対応してほしいという声が多く寄せられていたことから、海外の各拠点で出力される様々な言語のログをそのまま取り込むことができるよう、Unicodeに対応した。これにより、国内・海外の各拠点のシステムから出力される複数言語のログを集約し、表示、検索、分析を行うことができる。サポート対象言語は日本語、英語、中国語(簡体字、繁体字)。

中国語が含まれるログを取り込んだときの「LogRevi」閲覧画面

また、「LogRevi」が稼働する対応OSを追加(サーバ環境:Microsoft Windows Server2012、クライアント環境:Microsoft Windows 8/8.1)。これにより、最新のOS環境においても「LogRevi」導入が可能となる。

さらに、7月31日から[「LogRevi」専用サイト](http://logrevi.jp)を開設。製品の紹介をはじめ、活用例、動画コンテンツ、コラムなど、統合ログ管理に関する情報を発信していく。