メットライフ生命保険はこのたび、日本で唯一という有人飛行船「スヌーピーJ号」のデザインをリニューアルし、8月から再び全国フライトを開始すると発表した。

メットライフ生命では、2010年11月から、全国の人たちに元気を届けたいという願いを込めて、「飛行船ス ヌーピーJ 号」を飛行させているという。全国各地から多くの応援の声を得て、「スヌーピーJ 号」のツイッター(@Airship_SnoopyJ)のフォロワー数が1万2000名を超えるなど、広告媒体の域を超えて、全国で親しまれる存在となっているという。

2013年に日本での営業が40年を迎えたことを機に、「スヌーピーJ号」の新デザインを一般公募していたが、応募総数1275 点の作品の中から、一次審査、一般投票、ならびにスヌーピーの作者 チャールズ・M・シュルツ氏夫人のジーン・シュルツさんによる最終審査を経て、このたび「スヌーピーJ 号」の新デザインは、福岡県の山本香穂里さんが応募したデザインに決定した。

9月には新デザインを記念したイベントを千葉県浦安市で行う予定。

最優秀作品 福岡県 山本香穂里さん(22歳)のコメント:スヌーピーが空から「優しさ」を届けます。空を見上げたみんなが元気に笑顔になれるよう願いを込めました。私の作品を選んでいただき光栄です。全国の皆さんに元気を届けることができると思うと、とても嬉しいです!

特別審査員 ジーン・シュルツさんのコメント:心がこもっていて、あたたかみを感じました。シンプルですっきりとしたデザインであるところが気に入りました。

メットライフ生命では、1人でも多くの人に笑顔あふれる幸せな毎日を送ってもらいたい、前向きで充実した人生を送ってもらいたいという想いを込めて、飛行船「スヌーピーJ号」を運航しているという。同社は7月1日の新ブランドのスタートを機に、同社の会社の存在意義を示す「ミッション」を「人生の『もっと』を かなえる応援をします」と定めた。同社は保障の提供から一歩進んで、顧客にさらなる人生の満足を提供できる企業でありたいと考えているとしている。