ホンダの航空機事業子会社のホンダ エアクラフト カンパニーは7月29日、HondaJet量産1号機を米国ウィスコンシン州オシュコシュ市で開催されている「EAA エアベンチャー2014」で初披露したと発表した。
同社は、HondaJet量産1号機の初披露を記念する式典を行った後、会場上空でデモ飛行を実施し、多くの観客を沸かせた。HondaJet量産1号機は8月1日まで、同社のブースで展示される予定。
HondaJet量産1号機は今年6月27日、米国で飛行試験を無事に完了しており、北米と欧州で受注を開始している。
現在、HondaJetの生産工場では量産開始に向けて準備が着実に進められており、初飛行に成功した量産1号機を含めて10機が最終組み立て段階にある。
同社は、2015年1月~3月に予定されているFAAの型式証明の取得後、すみやかなデリバリー開始を目指している。