共同印刷は、iPad向けの電子カタログアプリを簡単かつ短期間で制作するシステム「SkipMaker」を開発し、8月より本格提供を開始すると発表した。

「SkipMaker」は、Windowsパソコンで使える専用ソフトと商品情報データベースから抽出した商品スペック・画像、動画などのコンテンツ、画面表示レイアウトデータを利用し、iPad向けの電子カタログアプリを制作できるシステム。

SkipMakerの仕組み

掲載商品の検索機能やしおり機能、カタログデータの配信期間設定機能、管理者によるデータの一括管理機能などを付加し、個々のiPad上にある古いカタログデータの削除や最新カタログデータの配信も可能にした。

左が商品検索画面イメージ、右がしおり登録画面イメージ

今後は、電機業界をはじめとする各種メーカーや流通業界向けの営業支援ツールとして積極的に提案するとともに、企業内でiPad向け電子カタログアプリを制作する際のシステムとしても販売を行うという。同社では、関連業務の受託サービスを含めて3年後10億円の売上をめざしている。