初回視聴率26.5%を記録したフジテレビ系ドラマ『HERO』(毎週月曜21:00~21:54)で、バー「St.George's Tavern」のマスターを演じている俳優・田中要次が、15日付のブログで「くまごろし」と「ずくずく」の秘話を明かした。

初回放送で26.5%、瞬間最高視聴率28.6%を記録したドラマ『HERO』

2001年以来13年ぶりに復活した『HERO』。田中は、木村拓哉演じる主人公・久利生公平の行きつけのバー「St.George's Tavern」のマスターを前シリーズから演じ、どんな注文でも"あるよ"と答えることでも知られる。

14日に放送された第1話では、久利生が東京地検城西支部に赴任するところから物語が展開。久利生は長野名物「ずくずく」を手土産に久しぶりに「St.George's Tavern」を訪れ、マスターは幻の地酒「くまごろし」を差し出した。田中は15日付のブログで「『ずく』とは信州の方言で『やる気』の意味」「(2つの)相性は抜群」と説明し、「今頃、どちらも検索や問い合わせの嵐だろうか?」とつづる。

ところが、「実はどちらもドラマの為に作られた架空のもの」。「フードコーディネーターの住川さんがわざわざ信州まで足を運んで研究し、創作したそうな」と明かし、「信州の野菜を安曇野の野沢菜の葉で巻いた洒落た惣菜だ。この際、このドラマが始まりで 本当に信州で売られるようになってもイイんじゃないかな?」と期待を寄せる。

そして、「今のところ、僕らだけが元祖『ずくずく』の味を知ってます!」と共に、「レシピ…あるよ!」の決め台詞。この日のブログには、「くまごろし」と「ずくずく」の写真も掲載されている。