理化学研究所(理研)は7月15日、7月1日より小保方晴子研究ユニットリーダーが行っているSTAP現象の検証実験に用いられる実験室を理研のWebサイト上で公開した。

小保方氏は7月1日より11月末までの期間限定ながら、STAP現象の検証実験に参加しており、現在、その準備を進めている段階にある。

今回公開された実験室は、理研 発生・再生科学総合研究センター(理研CDB)内に設置されており、広さ約25m2で、インキュベーター(細胞培養器)やクリーンベンチなどが設置されている。また、2台のカメラが24時間監視を行っているほか、IDカードによる入退室の管理も実施して、人の出入りを監視している。

なお、小保方氏が実験を行う際には、研究不正再発防止改革推進本部が指名した立会人のもとで行うこととなっている。

理研が公開した実験室の様子(左)と、見取り図(右)