7月4日に公開された俳優のトム・クルーズ主演最新作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』が、公開6日目となる9日までで興行収入が6億円を超え、日本でのトム・クルーズ主演作の生涯興行収入が28作目にして1,000億円を突破したことが同日、明らかになった。
公開に先立ち、20回目の来日を果たしたトムは、大阪、福岡、東京を1日で巡るキャンペーンを実施し、1日で12,000人のファンとの交流を果たして話題となったが、公開6日目となる7月9日に大記録を達成した。昨年の『オブリビオン』までの27作品で、日本での興行収入の累計が約994億円に達していたが、9日までの興行収入が6億円を超え、日本でのトム・クルーズ主演作の生涯興行成績が1,000億円を突破した。
大記録を達成したトムは「日本のファンの皆さま、『All You Need Is Kill』が公開され、たくさんの方々にご覧いただき、感謝しております」と日本のファンにメッセージ。そして、「これまで20回の来日の中でも、大阪、福岡、東京でファンの皆さまに温かく迎えていただいたことは、ボクにとって一生忘れられないものとなりました」と先日の来日を振り返り、「皆さんのために作った映画を、一緒に共有できること、非常に幸せを感じております。アリガトウ、ジャパン!」と感謝のコメントを寄せた。
本作は、桜坂洋氏の小説『All You Need Is Kill』を原作とする物語。侵略者から襲撃を受けている近未来の地球を舞台に、タイムループにとらわれたウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)が、女性戦闘員のリタ(エミリー・ブラント)と共に戦闘と死を繰り返しながら、人類滅亡の危機に立ち向かう。
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