TIOBE Programming Community Index

TIOBE Softwareから、2014年7月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2014年7月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 C 17.145%
2 Java 15.688%
3 Objective-C 10.294%
4 C++ 5.520%
5 (Visual) Basic 4.341%
6 C# 4.051%
7 PHP 2.916%
8 Python 2.656%
9 JavaScript 1.806%
10 Transact-SQL 1.759%
11 Perl 1.627%
12 Visual Basic .NET 1.495%
13 F# 1.093%
14 Ruby 1.072%
15 ActionScript 1.067%
16 Swift 1.054%
17 Delphi/Object Pascal 1.031%
18 Lisp 0.829%
19 MATLAB 0.781%
20 Assembly 0.777%

7月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

7月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

2014年7月はAppleが新しく発表したプログラミング言語Swiftが16位にランクインした。1位から4位まではC、Java、Objective-C、C++が占めており順位は変わっていない。新しいプログラミング言語がTIOBE PCIの20位入りを果たした例としてはGoogleが発表したプログラミング言語Goがあるが、Goは当初の話題とは裏腹にすぐにランキングから外れて上位に入ることはなくなった。

しかしTIOBE PCIではSwiftは傾向が異なると説明。SwiftはiPhoneやiPad向けのアプリケーションを開発するという確固とした目的があることから、今後も長期に渡ってランクに入り続け、いずれはトップ10入りするだろうと指摘している。