日曜大工などに使われるDIY工具やガーデニング用品のネット通販事業を展開する大都はこのほど、大阪府大阪市・南海電鉄難波駅高架下に日本初となる体験型実店舗「DIY FACTORY OSAKA(DFO)」をオープン、様々なワークショップを開催している。

「溶接女子」が流行の兆し

溶接でさえもDIYをする女性たち

同店は、たくさんの工具や広い作業スペースを必要とするDIYを気軽に楽しめる機会を提供するため、今年4月に開店。「木工旋盤で木のボールペン」や「彫金でオリジナルアクセサリー」などのオリジナルアイテム作りや、「けい藻土でカベ塗り」などの幅広いワークショップを平日休日問わず、日々開催している。

オープンから2カ月を迎えた現在、開催しているワークショップの中でも、当初は参加者の7割が男性であった「溶接」が、参加者の半数以上が女性に転じている。大きな音や火花が飛び散る溶接は、「こわい」と思われやすかったとのことだが、実際に参加した女性からは「スタッフのサポートのおかげで安心」「やってみると意外と簡単」「他のものもやってみたい」という声もあるという。

「溶接ワークショップ」ではオリジナルのネームプレートを製作

「溶接ワークショップ」は、毎週月曜日と木曜日、17時~19時と19時~21時に開催。家庭用溶接機とプラズマ切断機を使用し、鉄板を切り抜いたりアルファベットを溶接したりし、オリジナルのネームプレートを製作する。家庭用溶接機のNo.1メーカー「スター電器製造(SUZUKID)」の社員より直々に溶接レクチャーを受けたスタッフによる、ネームプレートづくりとなる。

参加料金は、3,500円(税込み)。溶接は紫外線を発するので、日焼けなどが気になる人は長袖で来場のこと。作業しづらい服装(スカート、ヒール、サンダル)は避ける。対象年齢は、中学生以上。開催場所は、「DIY FACTORY OSAKA」(大阪府大阪市浪速区敷津東1-2-12 南海電鉄高架下)。