サイバートラストとCSEは、デバイス証明書管理サービスの「サイバートラスト デバイスID/以下、デバイスID」、マトリクス認証を採用したワンタイムパスワードの「SECUREMATRIX」、F5ネットワークスが提供するリモートアクセス・ソリューションの「BIG-IP APM」を連携させる共同検証が完了したと発表した。

これにより、端末認証とワンタイムパスワードを連携させた二要素認証のリモートアクセスが実現する。

サービス連携イメージ

「サイバートラスト デバイスID」は、端末識別情報により端末を特定した上でデバイス証明書を登録する端末認証で、不正な端末の持ち込みや不正なアクセスを防止しする。

SECUREMATRIXは、64個の数字が並ぶマトリクス表からユーザーが決めた位置と順番を選んだ形がパスワードになる。認証のたびにランダムな数字が表示されるマトリクス表にパスワードとなる形を重ね、一致した箇所の数字をパスワード欄に入力することで認証が完了する。マトリクス表の数字が毎回ランダムに表示されることでワンタイムパスワードを実現する。

サイバートラストとCSEは、「デバイスID」と「SECUREMATRIX」を組み合わせて二要素認証を可能にすることで認証セキュリティを強化し、さらに「BIG-IP APM」を連携させることで、ネットワーク統制とシングルサインオンを可能にするクラウドサービスへのセキュアなアクセスを実現する。