RF/マイクロ波回路など高周波設計に関する技術革新にスポットライトをあてた公開フォーラム「AWR デザインフォーラム 2014」が7月11日(金)、イイノホール&カンファレンスセンター(東京・千代田区)にて開催される。
フォーラムは、モノリシックマイクロ集積回路(MMIC)、RFプリント基板、LTE通信システム、レーダシステム等のマイクロ波・RF回路設計者およびシステム設計者を対象とした公開イベントでAWR Japan株式会社が主催する。
基調講演では、国立天文台の井口聖教授が登壇。国際プロジェクトとして、チリ共和国のアタカマ砂漠の標高約5,000メートルの高原に建設された世界最大の電波望遠鏡「アルマ望遠鏡」や最新の電波天文学の成果についての講演も行われる。
アルマ望遠鏡は、移動可能なパラボラアンテナ66台を組み合わせる巨大電波望遠鏡で、間隔を最大18.5キロメートルまで広げられ、ミリ波・サブミリ波領域では世界最高の分解能を誇る。世界各国が設計を分担するなか、日本はサブミリ波を中心とする受信機を3機担当するなど大きな役割を担っており、人類がこれまで見ることのできなかった宇宙の謎の解明が期待される。
イベントでは、高周波設計や製造に関する顧客成功事例(株式会社東芝/三菱電機株式会社)等の講演や出展パートナー企業(アンリツ株式会社/株式会社アイ・エム・シー/株式会社村田製作所/日本ナショナルインスツルメンツ株式会社/株式会社ネットウエル/ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社/テクトロニクス社(株式会社TFF)/東京計器株式会社/株式会社 図研 ※アルファベット順)による展示など、先進技術が集結する。
参加はAWR JapanのWebサイトから行える。昼食および夕方の懇親会、来場者の中から抽選でタブレットPCが進呈されるなど特典も用意されている。
開催概要
- タイトル : AWR デザインフォーラム 2014
- 会期 : 2014年7月11日(金曜日)10:00 - 17:15(9:30開場)/ 懇親会: 17:30-19:00
- 会場 :イイノホール&カンファレンスセンター
- 参加費 : 無料(事前登録制)
- 主催 : AWR Japan株式会社
- 申込方法 : AWR JapanのWebサイトから登録