LiB(リブ)は、6月6日~9日にかけて、安倍政権が掲げる成長戦略の1つ「女性の社会進出」に対して、20代~50代のキャリア女性たちがどのように考えているのか調査を実施した。有効回答数は116名。
何歳まで働き続けたいか尋ねたところ、ダントツに多い回答が「50歳以上」(81%)だった。2位の「46~50歳まで」(11%)と比べると、70ポイントの開きが見られる。「働きたいとは思わない」「35歳まで」と回答した割合は合わせて5%未満だった。
働く上で一番大事だと思うことについて聞くと、55%が「やりがい」、33%が「周囲の人間関係」と回答している。8割が仕事に大事なことはやりがいと人間関係と考えているようだ。「福利厚生」や「年収」を挙げた人はそれぞれ3%と少なかった。
勤務時間の短縮など、時間の融通がきくなら、年収が下がっても働きたいと思うか尋ねたところ、86%が「はい」と回答した。いくらまでなら年収が下がってもいいか聞くと「100万円まで」が33%、「50万円まで」が31%、「200万円まで」が23%だった。中には「半分以上」という回答も見られた。
年収が下がっても構わない場合、働く上でこれだけは譲れない条件は何か聞くと、41%が「やりがい」、33%が「仕事内容」と回答した。「ポジション」と回答した割合はわずか3%にとどまっており、キャリア女性の多くは仕事の内容ややりがいを重視しているようだ。