京王電鉄は、京王線および井の頭線の列車内にて利用できる公衆無線LANサービスを6月16日より順次提供していくことを発表した。

同社は、京王線、井の頭線の全車両(京王線･698両、井の頭線･145両)での公衆無線LANサービス提供に向けて通信環境の整備を進めていくとしている。列車内で利用できる公衆無線LANサービスはKDDIの「au Wi-Fi SPOT」とワイヤ･アンド･ワイヤレスの「Wi2 300」。車内ステッカーが貼付された車両にて利用することができる。

車内に貼付されるステッカー

同社ではすでに、駅構内での公衆無線LANサービスを京王線、井の頭線全駅にて提供しており、こちらは「au Wi-Fi SPOT」、「Wi2 300」のほかNTTドコモの「docomo Wi-Fi」を利用できる。また、NTT東日本の「フレッツ･スポット」も一部の駅で利用可能となっている。

今後は、サービス拡大に向け、各サービス事業者と交渉を進めていく予定だという。

(記事提供: AndroWire編集部)