RSSフィードサービスを提供する米Feedlyは6月11日(現地時間)、DDoS攻撃を受けてサービスを提供できない状態に陥ったことをブログで明らかにした。攻撃中止の条件として攻撃者が金銭を要求してきたが、同社は要求を拒否。サービス再開に向けた作業を続けている。

DDoS攻撃は、サーバーなどに大量のパケットを送り付けてサービス提供を妨害する攻撃だ。Feedlyは11日午前2時(太平洋標準時)に、DDoS攻撃を受けていると公表。ネットワークプロバイダーと共に攻撃を無効にする作業を進め、また捜査当局や他の被害者と協力して攻撃に対処すると表明した。4時間後の午前6時(同)にブログを更新して、インフラの変更に数時間を要すると告知。ユーザーがサービスにアクセスできない状態が10時間を超えた。攻撃によるデータの損失や情報漏洩はないという。

Feedlyと連携するEvernoteにもDDoS攻撃の影響は及んだが、Evernoteのサービスはすでに回復している。